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抜粋 まえがき

「名古屋市、藤前干潟埋立正式断念!」という感激の一報は1999年1月25日、東京から発信された[EForum 7300] だった。
メーリングリスト(ML)というのは、参加メンバーの発信した電子メールを発信者本人と参加者全員が受け取れる情報共有のシステムである。交換されたメールには通信番号がつく。[EForum 7300] はEForumというメーリングリストの7300通目のメールということを意味する。
メールの発信者は青山貞一環境行政改革フォーラム代表で、藤前干潟埋め立て反対の運動をしていた名古屋の住民グループ「藤前干潟を守る会」辻淳夫代表を全国から支え続けたメーリングリストの主宰者である。報道の上層部からの情報を感情を抑えて伝えた本文のあとに
「藤前干潟が保全されてよかったと思います。12月例会での辻さんの嬉しそうな顔を思い出します。」
と記されたメールと、それに応えた
「このところ風邪をこじらせていて、テレビでさえない顔を見た方にはご心配までかけてしまったようでしたが。でも、本当に今じわじわと嬉しさがこみ上げてきています。これから解決しなくてはならない『名古屋市のゴミをどうする!』という課題を考えると、まだ喜んでばかりいられないのですが、これまで長い間に、いろいろなところで、熱い思いや力を寄せてくださった方々や、歓声を上げるだろう子どもたちの顔を思い浮かべると、とりあえず、藤前干潟の保全確定をこころから喜びたいと思います。道理が通ったのですから、私たちの社会もまんざら捨てたものではありませんね。ありがとうございました。朝刊を楽しみにして寝ます。」
という[EForum 7305] は、埋め立て断念の直近2年間、インターネット上で藤前干潟を守るために辻代表が発信した259通以上もの電子メールで綴られた物語の、静かなそして暖かい終章となった。この夜多くの人がパソコンの前で、干潟を守った人々の想いを噛みしめたことだろう。
藤前干潟ゴミ処分場埋め立て計画を断念に持ち込むことになった要因はさまざまに分析され、いずれ1979年から続いた運動の代表者である辻淳夫さんがその全貌を著書として報告されるはずである。
本書は運動の最後の2年間だけの報告であり、しかも主な内容は、辻さんがインターネットを用いて発信したメールとそれに応えた人々とのコミュニケーションの記録でしかない。なのにこの2年分を読んだだけでも、辻さんが守ろうと訴えてこられたのは干潟だけでないことがわかる。情報の開かれた民主社会、市民の立場に立つ報道やメディア、都市計画への市民参加などさまざまな情報社会に対する辻さんの感性が随所に散りばめられた2年間のメールのやりとりには情報公開への辻さんの願いと実践が凝縮されているのである。
また近年環境問題への関心は高くなっているが、保守的といわれる名古屋でも干潟埋め立て反対の声は、この2年間急速に高まった。しかも市民の声には行政にあからさまに反発するものだけでなく、市民自身の消費やゴミ減量への姿勢を反省するものが聞かれるようになった。辻さんの「人か、鳥か、ではなく」という共生への思いが静かに広まっていたのだった。
インターネットによる「守る会」の発信がそれらにどのくらい貢献したかの数量的な分析は依然困難だが、メーリングリスト関係者のネットワークの影響力の大きさや、透明性の高い世論形成の過程を推し量ると、この運動はインターネットの威力を最大限に活用した事例として今後の運動に大きな影響を与えることと思う。
辻さんが一貫してとっていたのは声高に反対ばかりを唱えることではなかった。主体的な調査によって得た高度なデータを仲間と共有しながら、謙虚に多分野の専門家から学び代替案を出し、子どもたちに環境教育をしつつ運動を進めてゆこうとした姿勢は、「単なる(口先だけの)反対運動」という少なからぬ誤解とははっきりと区別される、まさに非営利のアドボカシー活動(政策提言、市民参加と情報公開への唱導、鳥の代弁、次の世代への自然享受の権利擁護)と言えよう。したがって、辻さんが「神の手」と呼ぶ多くのネット上の協力がなぜ得られたのかをこの記録から読み取ることは、今後、公共事業や都市計画に参加してゆこうとするNPO/NGOや、メーリングリストで活動を展開しようとする人々にさまざまな示唆を与えることになるはずである。
そこで辻さんの加入した全国規模のメーリングリストと地元規模のメーリングリストのふたつに参加していた人々のうち、藤前干潟にかんして発言された方々に転載をお許しいただき、メールによるコミュニケーションとそれに関連するネットワークについて研究させていただくことになった。
辻さんにそのお願いをしたところ、びっくりしたことがふたつある。まず過去に発信したご自身の書き込みの記録をほとんど消失されておられたことである。凡人には「絶対とっておこう」という気にさせられるほど貴重ですばらしい著述であると思えるものだったが、彼にとってメールを書き込む行為はあくまでも「伝える」という意志の表われにすぎず、「記録する」という意図はまったく失念されていて、書き込み当時、本当に無我夢中でいらしたのだと知った。もうひとつは
「一度メーリングリストに書き込んだものは公表したも同然だし、あなたにはあたたかく励ましてもらったから」
と、運動の記録というべき貴重な書き込みデータの分析を私に委ねてくださったことである。確かに私は辻さんと同じふたつのメーリングリストにいて、何がしかのお手伝いをしようとしたが、合の手を入れたりプリントアウトして市役所に送ったりする程度で、貢献したとはいえない。なのにこの記録を残すことの意義を感じて下さり協力をいただいたおかげで、辻さんとコミュニケーションをとられた方々の貴重な書き込みも転載の許可をいただくことができた。メーリングリストの成果を広く社会に共有することに同意してくださったみなさまに、深くお礼を申し上げたい。
メーリングリストへの書き込みは回顧したものとは異なり、運動家の感情のほとばしりでもあり、その折々の当事者の思いを鮮やかによみがえらせるものである。その一方で、著作物でもあり通信文でもあるメールは、引用、転載にかんしては細心の注意を払わねば、運動のネットワークや運動の成果自体を損ないかねない。したがって、そこに十分配慮して、仮名や中略の形であえて明確にしなかった箇所があることを最初に言い添えておきたい。
インターネットはこれからNPO/NGOが社会に何かを訴えてゆきたいと思ったときに有用不可欠のメディアとなろう。辻さんが中心となったやりとりはこのことを実証したといえる。しかし同時に辻さんや藤前干潟を守る会の2年間の活動は、インターネットがありさえすればよいのか、インターネットは万能なのかをも問いかけている。この記録に登場する人々はみな、辻さんのこの問いかけもしっかりと受けとめて、そのことが社会に伝えられることを願って過去のメールの出版を許して下さっていると編者は認識している。

書評 中日新聞 99年10月23日

名古屋市民の藤前干潟をめぐる市民や専門家の取り組みを描いた「そして干潟は残った」が出版された。編者は摂南大学講師の松浦さと子さん(39)。名古屋大学大学院に在学中に、インターネットを活用した環境保護運動に魅せられ、藤前干潟を守る運動の様子をまとめた。
保護運動の中核となった「藤前干潟を守る会」(辻淳夫会長)は1984年に同市がごみの最終処分場の建設計画を発表して以来反対運動を続けてきた。観察会、シンポジウム、環境調査、署名活動、行政のデータ分析など、多岐にわたる活動を多くの人たちに伝え、市民と裏門家の「協働」を生む力になったのがインターネットだった。
同書は活動の最後の二年間で、電子メールが果たした役割の大ききを「神の手」と評している。メールをやりとりした場は、地元の市民運動関係者たちでつくるメーリングリスト「和ネット」と、環境問題に関心を持つ各地の人たちでつくる「環境行政改革フォーラム」(Eフォーラム)。
辻代表は和ネットに参加した97年1月から日本最大のシギ、チドリの飛来地である藤前干潟の自然の豊かさを訴え、名古屋市の環境行政情報などを詳報、協力の輪を広げていった。
干潟の保全が決まるまでの1年間に、和ネットで流れた藤前干潟関係のメールは1916本。Eフォーラムでは辻さんからの呼び掛けに応じ、青山貞一環境総合研究所所長、原科幸彦東工大教授ら研究者が論陣を張り、マスコミや政党、行政機関へ働きかけた。
同書では実際のメールのやりとりを紹介しながら、名古屋市と環境庁の攻防、マスコミ報道の変化、世論の盛り上がりなど、社会がどう動いたかを分析。NPO(民間非営利団体)の活動の成功例として高く評価するとともに、情報公開による関かれた議論の大切さを訴える。

書評 環境技術 99年12月

ご承知のように、名古屋市の藤前干潟は今年1月25目に名古屋市が理め立てを断念し、その保全が決定された。諌早湾の閉め切りが現実となった後だけに、実に感慨深い思いを抱いたものである。
本書は、名古屋の「藤前干潟を守る会」の辻淳夫氏が、環境行政改革フォーラム代表の青山貞一氏、東京工業大学の原科幸彦氏を中心とするEForumというメーリングリスト(ML)に参加する中で、いかに精力的に情報や意見を発信し続け、藤前を全国的な舞台に押し出していくことが可能になったかをドキュメントの形で再現している。内容は1997年5月15目より干潟保全が決定した後の1999年2月7目までのMLの記録を、3氏の書き込みを中心に再構成したものであり、日々刻々の臨場感にはなかなかの迫力がある。藤前干潟がいかにして残ったかという、1本のテーマに沿って、残されたメーリングリストの記録を編集し、印刷し、1冊の図書にまとめたのが本書である。この意味でも新しいタイプの出版物といえよう。
当事者であり、専門家であり、研究者である3氏が、揃いも揃って真摯で実践的、かつ希有な文章家であったという幸運を得て、このMLは藤前保全のために決定的な役割を担ったと言えよう。意見交換、情報交換にとどまらず、オフラインの活動である講演会、公聴会、説明会、見学会への即時的な対応を可能にし、それゆえマスコミやおそらく行政もこのMLから目を離せなくなったに違いない。こうして、既存の情報機能をも巻き込んでいったところにこのMLの価値がある。
しかし、先ほども言ったようにこれは稀な3氏を得て初めて可能になったことではないか。今後MLをこのように機能させるには何が必要なのか。我々はこの図書によって、その活動が結実していった軌跡を辿ることがでさるわけであるが、MLの様々な情報がこのように1本の大河へとそそぎ込むことはむしろ稀だ。MLを効果的でしかも一般的な情報手段として認知させるためには、MLという情報手段を操作するのではなく、情報を編集する機能が自律的に働くような装置を1つ1つのML自身が持つ必要があるのではないだろうか。そしてそれは今後の課題である。

書評 コンピュータ&エデュケーション vol.7

編者の松浦さんは、99PCCのNPO分科会で、「藤前干潟保全のためのメーリングリストにおける協働」という演題で報告されている。本書は、同報告の基になった、埋め立てが計画されていた藤前干潟の保全が確定するまでの最後の2年間のメーリングリスト(ML)を用いた市民、学生、研究者、ジャーナリストらによる環境保全運動の協働の記録およびNPOにおけるインタ-ネットの利用とネット上に形成された協働の意義を考察したものである。干潟の保全という1つの目的を達成するために、MLのメンバーがそれぞれの役割を分担して補完・協力し合うという協働(コラボレーション)の謙虚で粘り強い活動が、温かい眼差しで生き生きと編集されている。
この書は、MLによる成果を広く社会に共有するために編まれたものであるが、環境問題などのNPO活動に携わっている人ばかりでなく、インターネットの利用に関心のある市民、教育関係者、学生にも一読を薦めたい。この運動が、NPO活動で「MLはこう使おう!というお手本」となっているばかりでなく、インターネットを用いた「学びの共同体」の形成の優れた事例ともなっているからである。編者は、「市民活動に、ネットワークがどのように役に立ったか、発信者に何が要求されたか」を鋭く分析した上で、「多くのネット上の協力がなぜ得られたのかをこの記録から読み取ることは、NPO/NGOやメーリングリストで活動を展開しようとする人々にさまざまな示唆を与えるはずである」と述べている。
次に本書の内容を見てみよう。第1章から第14章までが、干潟保全運動に関する電子メールの真摯なやりとりの詳細な記録である。行政との息詰まる攻防のレポートが興味深い。第15章は、MLと環境保全運動の考察であり、運動におけるML利用の総括がなされ、情報公開の重要性と市民参加の意義を考察している。編者がMLの利用で特に強調していることは、実名と対面による信頼関係の醸成、現場に基づく一次情報の重要性、情報共有の意義、電話・ファックス・郵便などの通信メディアの使い分け、新聞やテレビなどのマスメディアとの連携、専門家の参加による力量の獲得などである。第16章では、NPO/NGOにおける開かれたコミュニケーションの意味、市民活動における電子メディアの可能性と限界を論じている。NPOに期待される最も重要な情報活動として、アドボカシー(advocacy)―社会に広く理解を求め、賛同者を募り、多数の声を統合してゆく対外的な活動―をあげている。
最後に要望を1つ。巻末に、地図、年表、関連するURL、MLメンバーのプロフィール、メールの索引、NPO/NGO関連と社会学の参考文献を付けてほしかった。

書評 私たちの自然 日本鳥類保護連盟 99年12月

渡り鳥の楽園、藤前干潟。本書は、藤前干潟のごみ処分埋め立て計画が断念されるまでの、最後の2年間の記録だ。しかも内容は、すべてインターネットのやり取りにしぼっている。今回の保全活動ではインターネットが大いに役立った。だがその基本にあったのは、どうやって民主的な社会を運営していくか、環境保全のために自分は何をするのかということを、活動に参加した1人ひとりが見すえていたからに他ならない。

書評 WWF 世界自然保護基金日本委員会 99年12月

なぜ、藤前干潟は守られたのか。マスメディアが藤前干潟に注目するはるか以前から、多くのNGOが干潟の保全を求める活動に取り組んできた。本書は、藤前干潟にかかわあるNGOが活用したインターネットにスポットをあて、保全決定までの経緯を追っていく。メーリングリストを介して交換される情報、意見、戦略。実際に、これらの内容が、マスメディアで取り上げられることはほとんどなかったが、これこそが、藤前干潟を保全に導く重要な要素となった。新聞やTVでは知ることのできない藤前の歴史。インターネットという新しいツールを活用した市民運動の成功の記録である。

書評 住民と自治 00年1月

いまや「日本最大のシギ、チドリの飛来地」である藤前干潟は、ちょうど1年前、名古屋市が埋立を断念し住民運動が勝利した。その勝利の鍵のひとつが、インターネットだ。本誌99年10月号に登場した辻淳夫さんは、国会議員やマスコミ、環境問題の研究者とも情報交換を行ない、運動をリードした。そのメールのやりとりを再現したのが本書だ。データの正確性が運動を成功に導いた要因というが、メールがこれから威力を発揮することは納得できる。

書評 あどばいざあ 日本産業協会 99年12月

名古屋市の藤前干潟を埋立から守ってきた人々とその活動を描いたドキュメント。「藤前干潟を守る会」(代表 辻淳夫)は、干潟保全のメッセージや運動を人々に伝える経路としてインターネットを使い、市民や行政機関、マスコミへ情報を公開してきた。その手法は、新しい時代の環境NGO/NPOの「アドボカシー」=「唱導、啓蒙、権利擁護、代弁」として大きく注目を集めることとなった。
辻代表はEメールで寄せられた情報やボランティア、カンパを「神の手」と表現する。非営利情報という「もうひとつの広告」が生んだ輪は予想以上の波紋を広げ、共感を呼んだ。本書では辻代表、環境行政改革フォーラム代表の青山貞一氏、東京工業大学の原科幸彦氏を中心とした「Eフォーラム」というメーリングリストの記録を中心に、藤前干潟が保全されることとなるまでの過程が紹介されている。それと同時にインターネット情報から変化していった社会の動きを分析、「政策決定を公開された場所で行なうべき」「NPO/NGOがその政策決定過程において重要なアクターとなるべく、きっちりとその問題に関する専門情報を収集し、蓄積し、整理して、発信すること」という課題が提示されている。今後のNPO/NGO活動におけるインターネットの役割を指し示す1冊であると同時に、まとめあげた消費生活アドバイザー松浦さと子氏の情熱に触れられることからも注目したい1冊の労作である。

書評 fct GAZETTE FCT 00年2月

ごみ処分場として埋め立てが計画されていた藤前干潟は、熱心な運動により世論が高まり、1999年1月に保全されることとなった。藤前干潟を守る会は、そこが日本最大のシギ、チドリの飛来地であり北半球と南半球を横断する渡り鳥にとって世界的にも価値があることをあらゆるメディアを通じて訴え、世論を動かしてきた。
本書はこの運動の全てを捉えたものではなく、あくまでも運動体が利用したインターネットに注目してまとめられている。保守的な色合いの濃い地元新聞が7割のシェアを占める特殊な土地柄のなかで干潟保全運動の声を市民に行き届かせるために、また、東京の環境庁を意識し全国紙の「藤前干潟」報道を盛り上げるために、運動代表者が参加したのは、全国規模で運営されている環境問題運動関係者で作るメーリングリスト(ML)だった。この本には、そのMLで代表者がどのような内容のメールでアドボカシーを行なったのか、その他のML参加者がいかに協働したのか時々刻々の書き込み記録が報告されている。
運動体がインターネットを使いこなすことで、マスメディアに対抗しつつ、しかし協働することによって情報発信が可能になることの実証例として興味深い報告である。筆者は、運動主体が活動現場からの一次情報を資源としながら共感を集めてゆくことの意義について述べている。

書評 C&G 廃棄物学会 02年6月

1999年2月、名古屋市は「ごみ非常事態宣言」を出した。以来2年間で、23%ものごみ減量を実現し、バブル以前のレベルの水準を達成した。それまでの名古屋市民がごみの処分を行政任せにし、使い捨てのライフスタイルを謳歌していたことを考えると、これは驚くべき数字である。
名古屋市の行政と市民が、ごみ問題に真剣に取り組むきっかけとなったのは、藤前干潟ごみ処分場埋め立て計画を断念したことである。もし、この計画に対して誰も疑問をもたず、実行されていたら、藤前干潟という貴重な自然が消失したことにも気づかず、名古屋市民のごみ排出量は、今も右肩上がりにのびていたことだろう。
藤前干潟保全を可能にした背景には、「藤前干潟を守る会」代表辻淳夫氏の粘り強い活動があった。大学の教員である彼は、活動と仕事を両立させるため、1997年からインターネットを駆使した。環境に関心の高い人々が会員になっているメーリングリストを通して全国の干潟関係者や環境問題に関心がある人と問題を共有したのである。
この本は、メーリングリスト上で飛び交った、環境に関するさまざまな専門家の深い議論や、あくまで干潟埋め立てにこだわる行政との葛藤の様子が書かれたEメールを中心に構成されている。藤前干潟を守り抜くまでの様子が、臨場感いっぱいに伝わってくる1冊である。
(中部リサイクル運動市民の会・本康淳子)