交通犯罪 悲しみの先に見えた「家族の光」

  小沢 克則・樹里 著 ...著者について

飲酒運転の暴走車に父母の命を奪われた夫婦が、重い後遺障害を負わされた弟妹とともに、「飲酒運転をした者/させた者」らを、3つの裁判で徹底的に追及。「飲酒運転をさせない環境づくり」に奮闘した一家6人の涙のつまった、感動的な物語。

目次

第1章 暗転の日々
1 あの日から(小沢克則)
 突然の電話 無言の父母との対面 妹の血の涙
 絶対に守ってくれ  改造されていた車
 生きていてくれて、ありがとう 父母の死の告知
 弟妹から、父母への手紙 やっと会えたね 父母が救った双子の命
 消えない弟妹の苦しみ 壊れてしまったもう一人の弟
 飲酒運転が招いた惨劇 家族の笑顔を返して
2「事故」なんかじゃない、これは犯罪だ(小沢克則)
 弟の記憶 消防記録で分かったこと れっきとした犯罪
3 裁判に向けて(小沢樹里)
 弟を守るために、本を買う ネットでさらに調べる
 検察から連絡が入る 全国初の酒類提供者裁判
 検察に質問を始める 記者とつながる
 マスコミにもプラスがあった 「先輩」遺族とつながる
 弁護士探し 被害者ではない 法務省にメールを出す
第2章 酒類提供の罪を問う
1 第一裁判(小沢克則)
 「すごい変わりよう」 私たちの先生 意見陳述がダメなら…
 思わぬ注目を浴びた裁判 初公判 国会での質問
 地検の廊下を、泣いて歩く いま負けてちゃいけない
 第二回公判 執行猶予付きの有罪判決
2 いま、飲食店主に思うこと(小沢克則)
 同乗者ふたりを告訴 大臣に会える! 法相との面会
 飲食店主裁判への苦悩 でも、ただの客ではなかった
 人としての心 執行猶予で良かった
第3章 悪質な交通犯罪を問う
1 第二裁判(小沢克則)
 狭き門 警察の「危険運転」宣言 先輩遺族の心配
 自分たちで動く しっかり捜査をしてくれた 担当検察官に感謝
 被害者の立場 公判中はずっと缶詰め 被告人Tについて
 遺影にレースをかける 証人尋問と意見陳述
 主文後回しの地裁判決 許せない減刑理由
2 初めての控訴審(小沢樹里)
 バイク便で上申書を送る ランナーズ・ハイ
 検察官に電報を打つ 控訴審、待って 「被害者参加」一歩前
 意味不明の控訴審判決 真実を聞きたい
第4章 交通犯罪幇助の罪を問う
1 新たな道をつくる(小沢克則)
 告訴という古くて新しい道 罪名は何?  告訴するしかない
 告訴状を書く 嫁への誤解 やっぱり不起訴?
 担当は交通部長 嫁は参加人になれない?
 苦労の末に見つけた弁護団
2 第三裁判(小沢樹里)
 気になっていたふたり 参加制度をフルコースで利用する
 あだ名は金庫番 そんなに黙らせたいの?
 会話をしたかった 恵生の顔写真 裁判員のまなざし
 ハンドルを持たない犯罪者 「実刑」を尊重、控訴せず
 普通の人で良かった 最高裁へ
 恐怖感を理解してほしい
第5章 その先に見えた「家族の光」
1 家族の山あり谷あり(小沢克則)
 裁判を乗り越え、家族になった 我が家の機関車
 恵生と恵司の成長 悔しさは消えない
2 飲酒運転をさせない社会へ(小沢樹里)
 行政に働きかける 警察署に酩酊ゴーグルを
 講演を始める 被害者も、社会復帰は簡単じゃない
 報道のサポート ストップ!ドランク・ドライビンク
あとがき(小沢克則・樹里)

抜粋
あとがき
書評
毎日新聞(地方版/埼玉)
埼玉新聞
読売新聞(埼玉県版)
ふぇみん
出版ニュース
図書新聞
埼玉犯罪被害者援助センター通信
関連書
被害者のための刑事裁判ガイド
交通事故被害者は2度泣かされる

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リベルタ出版

¥1800(税込1944円)46判上製256頁13年07月刊
ISBN978-4-903724-38-6