UD社会 3・11が問いかけるもの

  安藤 千賀 著 ...著者について

人々から一瞬にして生活の場も仕事場も何もかも奪い去った「3・11原発震災」。けれども私たちは、そこから人と人の支え合い、家族や地域の絆の素晴らしさを学んだ。「無縁社会」から人々が連帯する社会へ、それはUDの目指すところそのものなのだ。

 

目次
プロローグ
第1章 ユニバーサルデザインとは?
  1 UDとバリアフリー
  2 UDと子どもたち
  3 身のまわりの違和感
  4 UDの誕生
  5 UD7原則
第2章 その後のUD
  1 普及が遅れたアメリカ
  2 UD先進国、日本
  3 多種多様な人々がいる
第3章 企業とUD
  1 普及の背景
   利用者が評価する
   企業の動機
   法整備の後押し
   対話と参加
  2 企業に広がる取り組み
   コクヨ
   シチズンシステムズ
   ムーンスター
   NEC
   ミツカン
   東急ハンズ
   トヨタメガウェブ  
第4章 UDのさまざまな試み
  1 旭山動物園
  2 新江ノ島水族館
  3 利用者との対話
  4 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
  5 ユニバーサルキャンプ
  6 電車のさまざまな取り組み
  7 東急世田谷線
  8 バ ス
第5章 こころのUD
  1 相手の立場に立って考える
〜ユニバーサルサービス〜  
  2 ユニバーサルサービスと企業
   みずほ銀行の場合
   イセザキ・モール1・2St.の場合
   京王プラザホテルの場合
第6章 優しくないニッポン
  1 UDという冠
  2 病院とUD
   患者への配慮が足りない
   UDを採り入れた井上眼科病院
  3 非UDのチャンピオン、お役所
   サービス意識の欠如
   特権階級?
   1600万円のパスポート
   お役所がホテルを作る
   世界一高い運転免許証
   許認可制度
  4 不便と感じる身近な事例
   年末・年始のゴミ収集
   頻繁な道路工事
   駅前の違法駐輪
   夜間の信号機
   地下鉄の統合
第7章 豊かな社会を目指して
  1 UD精神で雇用拡大
〜ワークシェアリング〜
  2 グループリビングCOCOたかくら
   「対話と参加」
   「自立と共生」
   「心の命」を大事に
   「地域共生意識」
   高齢社会の新しい選択肢
  3 被害者支援都民センター
  4 いのちの電話
第8章 ITの進歩がUD社会を支える
  1 ネットの普及が情報格差を埋める
  2 携帯電話が生活を支える
  3 ユビキタス社会はUDの基盤
  4 ITが創る未来のUD社会
 〜ワークライフバランスの充実〜
   テレワーク
   多様なワークスタイル
   働きやすい会社
   クラウド
  5 デジタルデバイドの解消が大切
第9章 UDに取り組む国と地域
  1 国の取り組み
   国交省「UD政策大綱」
   経産省「人間生活技術戦略」
  2 地方自治体の取り組み
   静岡県の場合
   熊本県の場合
   茨城県旧美野里町の場合
   岐阜県高山市の場合
第10章 自立に向かう地方自治体
  1 無駄な公共事業
  2 UDと地域活性化
  3 島根県隠岐郡海士町の場合
  4 沖縄県伊江島の場合
  5 地域活性化とUD
第11章 UD社会へ向けて
  1 高齢者が地域をリードする
  2 国民総幸福量を最大化する
  3 非営利型株式会社が地域を変える
  4 だれもがいきいきとした人生を
エピローグ

抜粋

プロローグ

書評

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リベルタ出版

¥1600(税込1728円)46判上製232頁11年10月刊
ISBN978-4-903724-28-7