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今年は花見が早かったようで…(18.03)


零細出版人の遠吠え


         「リベルタ出版卒業式」のご案内

   日時:2018年5月30日(水)17時30分開場、18時開宴
   会場:小石川後楽園「涵徳亭」
      東京都文京区後楽1-6-6 Tel.03-3811-3015
      JR飯田橋駅より徒歩10分
      メトロ飯田橋駅/後楽園駅より徒歩8分
   会費:5000円

   【発起人】
   石川 旺(代表、上智大学名誉教授)、池田 隆(元出版労連副委
   員長、元日販)、伊藤 守(早稲田大学教授)、上野良治(合同
   出版代表取締役、出版協副会長)、坂巻克己(元岩波新書編集
   長)、鈴木 力(元集英社新書編集長)、隈井孝雄(ジャーナリ
   スト、元NTV)、高須次郎(緑風出版代表取締役、元出版協
   会長)、津田正夫(ジャーナリスト、元立命館大学教授)、
   中川 進(大月書店代表取締役)、原 真(共同通信編集委員兼
   論説委員)、平塚千尋(元立正大学教授)、藤元理津子(勤労
   者山岳連盟副会長)、守屋龍一(JCJ代表委員)


04/26 小社は今月末で出版活動を終えます。あさってには事務所を引き払い、「柏分室」(実は、郵便物と取次返品の受け皿)へ移ることに。
すっかり「引越しモード」に入り、雑然と積み上げた荷物の谷間での仕事も、はや限界。というわけで、本ブログもきょうで「打ち止め」とさせていただきます。
長らくのお付き合いとお励ましをありがとう。心から御礼申し上げます。
と言って、零細出版人が突如、「吠え方止め」となるべくもなく、一段落したところで、また懲りることなく吠え始めるつもりです。
新しいブログのタイトルは、「元零細出版人の遠吠え」とでもいたしましょう。でも言わずもがな、「"零細" を 卒業する」わけではありません。
みなさまお元気で。またどこかでお会いしましょう。

04/25 きのう、弁護士をやっている古い友人から電話を頂戴しました。
私が「店をたたむ」と知って、久しぶりに聞く電話の主の大音声は「回想録を書け」と言います。唐突な話にキョトンとしていると、「最近、あちこちでそう言っている」との話。歳のせいなのでしょう、きっと。
そんなことを反芻していると、けさの朝日新聞メディア欄で、ノンフィクション作家の保阪正康さんが「首相が退任したら5年以内に回想録を公表するよう義務づける」ことを提案しています。
むろん首相と零細出版人とでは「月とスッポン」、格が違うのですが、「歴史への責任意識」と「歴史への良心」を大切にしなければならないのは、誰しも同じこと。
そのことをいい加減にしてきた結果が、昨今いわれる「公文書改ざん問題」なのだ、と。うーん、納得。
歴史学者・磯田道史さんも、同じ欄でこれを「記録軽視の悪質な行為」と断罪しています。中でも「桜田門外の変」が当初は「フェイクニュース」として伝えられたという話は、とても興味深く読みました─。

「大老だった井伊直弼の首を民衆が見ていたのに、井伊家は、直弼は生きているという偽りの文書を出し、幕府は天下万民の信用を失って倒れるきっかけとなりました。見えているものに対してうそをついたら、政権は短命化する。歴史が証明する教訓です」

そだねー。経産省・柳瀬審議官、財務省・福田前事務次官なんて方々はその類いってことですね。

04/24 「確かに福田事務次官はとんでもない発言をしたかもしれないけど、テレビ局の人が隠してとっておいて、週刊誌に売ること自体が、はめられてますよ。ある意味犯罪だと思う」

これ、財務省の福田淳一・事務次官のセクハラ問題で、被害者のテレビ朝日女性記者が会話を録音していたことに対する、下村博文・元文科相の発言です。まるで被害者と加害者とを引っ繰り返したような暴言じゃないですか?
あとで誤ったり撤回したりして済む話じゃ、決してありません。
「男の番〔記者〕に替えればいいだけじゃないか」「ネタをもらえるかもってそれでついていったんだろ。触られてもいないんじゃないの」などと、下劣さ丸出しで開き直った麻生太郎財務相ともども、アベ首相の取り巻きたちは、どうしてこうも「セクハラ」に鈍感なのでしょう?
ジャーナリストの林美子さんが「自治労コラム」(4月23日)に書いている「氷山の一角、女性記者へのセクシュアル・ハラスメント」は、そのあたりの核心を鋭く突いています(「ハフポスト」)─。

「私は、記者と取材先とは対等の関係であるべきだと考える。だが、『ネタをあげる―もらう』という上下関係に陥りがちであることも、よく知っている。権力の上下関係と女性差別が重なり合うところにセクシュアル・ハラスメントは発生する。『寝てでもネタを取れ』の残酷さと、そこにつけ込む取材先の卑劣さとは、表裏一体である」と。

04/23 『日刊ゲンダイ』の「教授も安倍シンパ/加計獣医学部参考書に朝日新聞 "批判本"」には、もうクチアングリ。いくら何でも、そこまでやるか!?
すったもんだの渦中でようやく開学に漕ぎ着けた「加計学園」の岡山理科大獣医学部ですが、その1年生の教養科目「現代人の科学A」の参考書に、小川榮太郎著『「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』が採用されているという(同大学「講義概要(WEBシラバス)」)。
そもそも、開学にいたる過程からして腐臭プンプンだというのに、「授業内容まで首相案件か!」との批判が噴出しているそうです。
札付きの「アベシンパ」で知られる小川氏は同書で、「安倍晋三は、報道犯罪の被害者である」「森友学園、加計学園問題は、いずれも安倍首相とは何ら全く関係ない事案だった」などと断じているようですが、この期に及んでまだ、そんなことを言っていられるのでしょうか?
それだけではありません。「STOP!朝日新聞プロパガンダ」を叫ぶケント・ギルバート氏や、同じく「アベシンパ」の経済評論家・上念司氏を客員教授として招聘するなど、「異常なほどの縁故主義」ばかりが目立ちます。
こんな布陣で、いったい何を教えようというのでしょう?

04/20 スキャンダルにまみれ満身創痍のアベノ強シンゾー氏、この人だけには言ってほしくないような言葉を残し、フロリダへと「ゴルフの旅」に発ちました─。

「信なくば立たず。国民の信頼を得るために、行政のトップである私自身が一つ一つの問題について、責任を持って必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意だ」と。

冗談言っちゃいけません。自由党・小沢一郎さんのコメントがやけに冴えています─。

「総理はコメディアンでも目指されているのか。あるいは単純に理解能力の問題なのか。膿が自分自身だと本当に気付かないのか、現実を受け入れたくないのか。総理、これ以上もう十分である」と。

おまけに、これに随行したのが、「能天気な膿」のファーストレディと「ヒラメ官僚の膿」。それを「出し切る」と言うのなら、もう帰ってきてほしくないのですがねぇ。
結局、今回の「首脳会談」とやらは何だったのでしょう? 鉄鋼・アルミは変わらず、対北朝鮮も「出し抜かれた」というのが真相。
「得意の外交」どころか、「鬼のいぬ間に洗濯じゃぶじゃぶ」で(?)、肝心要の足元もガラガラ崩れ始めてきました─。
「そろそろ時間のようで…」

04/19 このところ「店じまい」準備でてんてこ舞い。実は秘かに「フェードアウト」を狙っていたのですが、友人たちが何やら「リベルタ出版卒業式」なるものを企画してくださいました(Cf. 冒頭の催し案内)。
「卒業生」はただひとり。考えてみれば当たり前なのですが、案内をお出しすべき方々を全員知っているのも、零細出版人ただひとり。ですから、ただ御輿に乗っていればよいわけではなくなります。
というわけで、いつの間にかその矢面に立たされ、引越し荷物に囲まれながら、会の設営に当たるハメに。
そんなときに限って世間では大変なことが続発し、言いたいことが募るばかり。
そんなわけで「遠吠え」もしばし辛抱。